エントリーはこちらから エントリーはこちらから

海外の電力インフラへの貢献

東光高岳の製品はアジア・アフリカなどの新興国で重要な役割を果たしています。
その一端を担う営業担当の姿をご紹介します。

世界に活躍のフィールドを拡げる東光高岳。
アジアの国々に最適なソリューションを提案せよ。

こまやかなアプローチを積み重ねてお客さまのもとへ

  • 当社の国際営業部は国別に担当が分かれており、私はタイとスリランカを担当しています。お客さまに電力機器をご提案し、競合会社との競争に勝ち、晴れてご注文をいただいた後は仕様確認~出荷~据え付け調整~代金回収までが営業の仕事です。
    タイでは電力会社3社に対し、現地代理店と協力して受変電設備の提案をしているところです。また、スリランカでは電力庁が主なお客様です。数年前に大きな注文をいただいたことをきっかけに、様々な機器の提案ができるようになりました。

    インタビュー風景
  • 日本国内でも同じですが、いきなりお客さまを訪問できるわけではありません。特有の商習慣やお客さまについて、事情をよく知る現地代理店をまず探すところから始まります。海外のお客さまは品質の高い日本製品にとても興味をお持ちで、当社工場にお招きして、実際に生産ラインや製品を見ていただくこともあります。海外は契約文化で、何ごともエビデンス重視です。決定事項は文書にして双方で確認しておかないと、のちのちトラブルにつながるので、議事録を作成することも業務の中では重要です。また国内向けとの違いは、輸出の専門知識が必要とされることです。

    業務風景

なぜ私が国際営業に?

  • 私はそれまで海外旅行には数回しか行った事がなく、ましてや海外出張の経験などはありませんでした。ですから国際営業部配属の辞令を受けたとき「英語の苦手な私がなぜ?これからどうすればよいのだろう?」と、頭が真っ白になりました。しかし、やるしかないんだ!同じやるならモチベーション高く楽しく仕事をしたい!と、すぐに気持ちを切り替えました。
    英語学習は、中学3年生の教材からやり直しです。社内の英会話レッスンには積極的に参加し、ラジオストリーミングは常に聴いていましたね。

    業務風景
  • 初めは、先輩社員のカバン持ちのような状態からのスタートです。お客さまと英語で打ち合わせをする先輩社員の横で、当然、話の半分も理解できません。お客さまの話に耳をそばだてて集中し、重要なキーワードをキャッチするようこころがけました。議事録を書いては先輩社員にチェックしてもらうことの繰り返しでした。お客様につたない英語で話しながら、恥ずかしいと感じる余裕もないほど必死でした。そして、何とかして伝えようともがいているうちに、いつの間にか英語に対する苦手意識はなくなっていました。語学は、自分の言いたいことが相手に伝わるようになると次第に楽しくなり、さらに意欲がわきますね。現在は一人で海外出張し、お客さまと打ち合わせや交渉をしています。日本とは文化や商習慣の違いはありますが、それも楽しんでいます。

    インタビュー風景
  • 海外での業務風景

    お客様と打ち合わせ
    フィリピンにて

  • 海外での業務風景

    当社製品のプレゼンを行いました
    タイのお客さまと

海外営業のやりがい

  • 今後、日本国内では電力会社向けの大きな需要は見込めませんが、海外に目を向けると電力インフラが整っていない地域がまだたくさんあります。移動の際、海外の電力事情を車中から目にすると、当社の技術を活かせる余地が大いにあると感じます。
    また、当社のビジョンの1つに「日本で培った技術を駆使して海外のお客さまに最適なソリューションを提案し、グローバルな企業をめざす」というビジョンがありますが、私たちがその一端を担っているという自負は常に持っています。

  • インタビュー風景
  • 現在、タイで進行中のプロジェクトがあり、注文をいただくことが目標です。
    当社の海外における売上はまだまだ伸ばすことが可能です。さらに今後は、新規事業を開拓したり、新たなアイディアを提案したりしながら、海外のお客さまに積極的にアプローチしていくつもりです。

これから海外営業に携わりたい方へ

  • 海外営業に対して華やかなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
    しかし実際は、片道3時間かけ、車で山の中を通ってお客さまのもとへ出向いたりするなど、泥くさいことの連続です。語学も含めその国の電力事情など、学ぶべきことは決して少なくありません。
    しかし、海外事業に携わって得た経験や知識は何ものにも代えがたく、日本と異なる環境で仕事をすることは自身の成長にもつながります。
    スキルアップをして自分自身を高めたいという想いを持った方には、非常にやりがいのある環境です。

  • 私が就職活動をしたのは就職氷河期と呼ばれた時期です。
    現在、就職活動をされている皆さんは様々な情報を得ることができますし、選択肢もたくさんあることでしょう。少しでも興味を持った企業があれば、実際に会社訪問をし、自分の未来が描けると感じたのであれば、ぜひその会社にチャレンジするとよいと思います。
    そして、それが当社であればこの上ない喜びです。 ※内容は取材当時のものです。

インタビュー